久保 智美 オンド・マルトノ奏者
国立音楽大学卒業後、渡仏。
フランス国立ブローニュ・ビーヤンクール音楽院オンド・ マルトノ科を満場一致の第 1 位で卒業。その後、研究科課程にて研鑽を積む。
在学中より、オリヴィエ・メシアン作曲「現存する神の三つの小典礼」(ステファン・カルドン指揮、国立音楽院オーケストラ)、Quatuor d’ondes のメンバーとしてコンサートに出演、パリ オルセー美術館にて行われたオランダの印象派画家 [ Jongkind ] 展記念ソワレ にて演奏するなど、様々な活動を行う。帰国後、Weekend cafe concert (日本科学 未来館) 軽井沢国際音楽祭、A.オネゲル 作曲 劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ ダルク」(大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス、指揮:チャン・ユンスン)、三井住友海上文化財団派遣コンサート「原田 節 オンド・マルトノの世界」(大阪府 八尾プリズムホール)、トーキョー・エクスペリメンタル フェスティバル vol.9(トーキョーワンダーサイト主催)などに出演。
その他、コンテンポラリーダンスとのコラボレーション、TV ドラマ、映画音楽、新作初演、ワークショップ、作曲家・松本淳一と、テルミン奏者・ トリ音との 変則ユニット MATOKKU として、矢野顕子のアルバム「矢野顕子、忌野清志郎を歌う」「リラックマのわたし」に参加。また、矢野顕子が毎年年末に行う「さとがえるコンサート 2013」に出演。
2018年よりスペインでの演奏活動も開始。モジュラーシンセサイザーやエレクトロニクスとのコンサートなど、オンドマルトノの可能性を探求するボーダレスな活躍を魅せている。
これまでオンド・マルトノ を原田 節、パスカル・ルッス=ラコルデール、各氏に師事。